鋼板の溶接作業

 ボディ鋼板の板厚が0.8ミリと非常に薄いため、細心の注意をはらっての作業でした。また、裏側部分の溶接カ所の塗装を剥がなかったため、接合が悪く大変でした。
その他の部分は、直線出し作業に時間をかけたせいか、溶接後の歪みも少なく、自分なりに満足行く仕上がりとなりました。



表部分の仮溶接

 合わせラインの直線出し作業も終え、いよいよ溶接作業にかかります。まず、表側の突き合わせ溶接部分を、段差が生じないように仮溶接をしていきます。この時、本溶接をする際、歪みが生じないように、仮溶接のピッチを縮めます。











裏部分の仮溶接

 表部分の仮溶接がある程度終わったら、裏部分の仮溶接の作業にかかります。裏部分は、非常に状態が難しく、首が吊りそうな作業となりました。また、溶接部分の塗装を剥がさずに行ったため、溶接の接合が非常に悪く、作業が、一気にスローダウンしました。反対側の作業をするときは、溶接部分の塗装をあらかじめ剥がしたのは言うまでもありません。



本溶接作業

 仮溶接で、溶接部分の位置を決め、更に仮溶接を増やし、いよいよ本溶接作業に入ります。鋼板が薄い為、直線だし作業が行き届かなくほんの少し空いている部分では、鋼板同士が溶け込まず直ぐに穴が空いてしまいます。細心の注意をはかりながら、裏部分は、部分溶接とし、表部分は、後々、振動により、塗装のひび割れ等の現象が生じないように、フル溶接としました。





荒仕上げ作業

 今回の溶接は、母材どおしを溶かして接合出来るTIG溶接を使用しました。TIG溶接は、溶接カ所の肉盛りが少なく、塗装工程のパテ塗り前の荒仕上げは非常に楽です。突き合わせ溶接カ所の溶接棒を使用しなかった部分は、ヤスリでササッとなでるだけでOKでした。しかし、前後の角となる部分は、ボディラインを作る為、削り過ぎない様に注意しました。




 片側、約8時間、両側で2日のお盆休みを利用した作業でた。はじめは、溶接部分の余分な塗料を剥いでおらず、悪戦苦闘しました。この作業で感じたことは、母材どおしが完全に密着して溶接の肉が出てはいけない部分はTIG溶接を使い、角肉溶接で肉盛りがほしい部分はMIG溶接が望ましい様です。その作業にふさわしい溶接の種類を選んでやると、効率的に作業が進みそうです。


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