パテの仕上げ作業も終わり、いよいよ塗装作業にかかります。塗装作業と言っても、すぐ上塗りが出来る訳では有りません。プラサフという塗料を吹きつけ、それをパテ代わりに使用し、面だし作業を進めていきます。

下塗り作業

 このプラサフの吹き付け作業は、気分的には楽な作業で、垂らさないように気お付けて塗装するだけです。プラサフを吹き付け後、仕上げ作業をする訳ですが、空研ぎだとペーパーが目づまりをしてしまいます。バケツに水(この時期はお湯)をくんでペーパーを洗いながらの作業です。また、角の部分は集中的に力がかかり、直ぐ削りすぎになります。ペーパーの番数を上げて作業を進めていきます。
 パテの仕上げは、丁寧に行ったつもりでしたが、吹き付けをしてみると、仕上げ面に傷や、ピンフォールなどで多少手直しが必要でした。今回は、作業能率アップの為、ワンタッチパテを使用しました。このパテは速乾性で柔らかく、プラサフを研ぐのと同じ様な感覚で仕上げが出来ます。厚付けには使用出来ませんが、今回の様な細かい手直しには有効でしょう。
 この様に、プラサフを吹き付けては、水研ぎといった作業を何回もして、上塗りが出来る面を作っていきます。難しい面や、歪みが多く出ている面では10回以上も繰り返すことも有りますが、今回は、板金パテも上手く仕上がっていて、3回程で面だし作業が完了しました。これで、いよいよ次は上塗り作業です。

上塗り作業

 塗装色は、オーバーフェンダーと同色の「艶消し黒」に決めました。ちょっと暗いイメージになると思いましたが、純正の樹脂バンパーと同色の為、さほど違和感はないでしょう。
 まず、バンパーとヒッチメンバーを表の面が下向きになる様にフックに掛け吊します。吹き付けには、多少技術はいりますが、ほこりが乗りにくいです。集塵装置の無い場所での塗装作業なので仕方ないでしょう。
 塗料は2液性のウレタン塗装で行います。塗料、硬化剤を4対1で溶き、シンナーで薄めて使用します。そして、溶いた塗料内のゴミをフィルターにてこしながら塗装ガンのカップに入れて行きます。
 いよいよ、気合いを入れて塗装開始。失敗は許せません。初めは、パラ吹きをして、徐々に塗料を乗せて行きます。1回に沢山塗料を乗せてしまいますと、すぐに垂れてしまいます。そうかと思いビビッテしまうとガス肌になってしまいます。そうです、吹き付けする面に素早く反応してガンから出る霧状の塗料の目をつぶして行かなければなりません。


 今回は、ヒッチメンバーで1箇所、バンパーで1箇所垂らしてしまいました。いずれも裏面になる箇所でしたので吹き直しはしないことにしました。
 それにしても、毎回思う事ですが、塗装作業は奥が深いですね。実際に上塗りをする時間は、数十分ですが、下地づくりは、何時間、いや何日もかかります。その苦労して作った下地に全神経を集中させ数十分で綺麗な上塗りを完成しなければいけないのだから・・・。
 それにしても、今日の作業は、神経的にくたくたになった。塗装が乾き、近日中に取付する予定です。たのしみに!。





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